扇沢から徒歩で剱岳を目指す6日間の山旅(6/6日目)
- 2019.08.18
- 登山(2019年)

日付
2019/08/09(金)
行程
剱沢キャンプ場(5:28) → 別山(6:46) → 真砂岳 (7:48)→ 富士ノ折立(8:49) → 大汝山(9:20) → 雄山(9:47) → 一ノ越(10:34-11:20) → 東一ノ越(12:06) → タンボ平 → ロッジくろよん(15:11) → 黒部ダム(15:37) → 扇沢(16:22) → 扇沢無料駐車場(16:32)
移動距離
約14km
ギャラリー
早朝の剱沢キャンプ場。 前剱付近をガスが抜けていく。 風が吹き下ろす。 剱御前方面 レンズ雲 別や前の道。 剱沢キャンプ場を振り返る。 別山への分岐。 急登が始まる。 雲の上に鹿島槍ヶ岳。 ザレていて登りづらい。 遠くに後立山を望む。 剱御前小屋 大分高度が上がってきた。 本日も天気良し! 稜線に出る。 奥大日岳方面 白山方面 剱御前方面 八峰越しに後立山。 別山へ進む。 別山の祠。 旅行者と剱岳。 後立山 5日前に上った針ノ木岳。 硯ヶ池越しに、針ノ木岳を望む。 ケルンと剱岳 今朝出発した登山者は頂上に着いたか。 はるか下に剱沢キャンプ場 中央に別山への急登を登る登山者。 ケルンと針ノ木岳 分岐へ戻る。 真砂岳方面 真砂岳山頂付近に登山者。 真砂岳に到着。 富士ノ折立 真砂岳を振り返る。 富士ノ折立から剱岳方面を望む。 富士ノ折立から奥大日岳を望む。 富士ノ折立 遠くに槍ヶ岳。 大汝山方面。 後立山の山々
大汝休憩所大汝山に到着 眼下に黒部湖。 絶景!! 雄山と薬師ヶ岳。 大汝山山頂 雄山を望む。 雄山に到着。 登山客で賑わう。 薬師ヶ岳方面。 黒部最深部の山々。 雄山からの下り。 雄山方面を振り返る。 登山ルートと下膳ルートが分かれている。 一ノ越山荘へ到着。 雄山方面 軽く昼食。 黒部湖へ下降開始。 一ノ越山荘を振り返る。 夏を謳歌する高山植物。 龍王岳 東一ノ越が見える。 東一ノ越到着。 獅子岳、鬼岳、龍王岳 黒部湖へ下る。 大観峰を望む 黒部平駅を望む 沢で水を補給。 下にも雪渓が残る。 沢を渡る。
大観峰下の沢道はなだらか。 道を塞ぐ植物。 黒部平駅付近に到着。 次第に樹林帯となる。 黒部の美しい森 KOKE ロッジくろよんに到着。 黒部湖の遊歩道 黒部ダム 黒部ダム堰堤。 水をたたえる黒部湖と、赤牛岳。 雄山方面 扇沢へ到着。 駐車場へ無事生還!!
本文
朝5時、剱沢キャンプ場では、別山方面から涼しい風が吹き下ろしている。遠くにレンズ雲と思われる雲が発生しており、風の強く吹く一日となるのだろうか。
天気が安定していれば、涼しく過ごしやすい一日となるかもしれない。
荷物を纏め、剱御前小屋方面へと進む。途中で別山方面への分岐が現れ、別山へと進む。道は、ザレた急登となる。見る見る高度は上がり、その内、剱御前小屋を眼下に望むようになる。
剱岳の横からは、雲の上に鹿島槍ヶ岳等の後立山の山々が連なっている。
稜線までは、日陰となっており程よく風もあり快適な登りだ。
朝方は山側にガスが発生しており、天候の悪化を心配していたが、ガスは晴れ、風も弱まる。
稜線に出てからは、太陽に向かって進むため暑い。
別山に到着すると、荷物を置き行動食を取った後、北東の展望台に足を運ぶ。
硯ヶ池の横を通り、ケルンのある終点に着くと、剱岳の展望が素晴らしい。カメラの望遠レンズで剱岳山頂を拡大してみると、数名の登山者が山頂に到着している様に見える。
別山へ戻り、真砂岳へと進む。一旦、鞍部まで下降し真砂岳へと登り返す。
行く手には、富士ノ折立、大汝山、雄山がそびえ立っており、澄み切った青い空に映える。
真砂岳を通り過ぎ、再度下りとなり、富士ノ折立への急登に備え、鞍部で休憩を取る。
鞍部から富士ノ折立までは、標高差150M程の登りとなるが、快調に高度を上げていく。そして、最後の急登をこなし、富士ノ折立への分岐が現れるので、荷物を降ろし、必要な物だけを持ち富士ノ折立へと移動する。
頂上は、やや混雑しているが、展望は最高である。剱岳の山頂は、目線の位置になる。富士ノ折立の頂点の標高は、剱岳と同様、2999Mである。
荷物を背負い、更に30分ほど進むと、大汝山に到着する。ここからは、燕岳、野口五郎岳、赤牛岳、水晶岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳等の黒部、穂高の山々が一望でき最高である。
更に25分ほど進むと、雄山に到着する。今回の旅の最後の山だ。
後は、黒部湖まで下るのみ。名残惜しいが、雄山を後にする。一ノ越までの下りは登山者で混雑しているが、登りと下りが別ルートになっていて、先が詰まる事はなかった。
一ノ越山荘で軽く食事をとる。青い空に巻雲が浮かんでおり、秋の様で清々しい。
しばらく、休憩を取った後、黒部湖へと下降を開始する。東一ノ越まで緩い下りとなるが、ハイマツや草の茂っているところは、暑い。斜面には、高山植物が多い。
45分ほどで東一ノ越に到着する。ここからは、全て下りとなるが暑さとの闘いになるだろう。案の定、草地地帯では日を遮るものは少なく非常に暑い。
沢で水分を補給し、少し休憩する。
重い荷物に耐え、ひたすら下り続ける。徐々に樹林帯になり、日が遮られ多少楽になるが、高度が下がるにつれ気温が上昇する。
黒部平駅を過ぎたあたりで行動食を取り休憩する。
そして、黒部の巨木が生える美しい森を抜け、一ノ越から3時間で、ロッジくろよんへ到着する。少し休憩しようと考えたが、温泉に入って汗を流したいので、休まず進むことにした。黒部ダムからは、トローリーバスに乗り扇沢へと到着する。
16:22に5日前に出発した、扇沢に戻り懐かしさを感じた。
少し下って、自分の車のある駐車場に到着。無事5泊6日の山旅を終えた。
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