扇沢から徒歩で剱岳を目指す6日間の山旅(1/6日目)

扇沢から徒歩で剱岳を目指す6日間の山旅(1/6日目)

日付

2019/08/04(日)

行程

扇沢(6:05) → 大沢小屋(7:13) → 針ノ木峠小屋 (10:25-14:12)→ 針ノ木岳 (14:55)→ 針ノ木小屋キャンプ場 (15:34)

移動距離

約7km

ギャラリー

本文

6時少し過ぎに、扇沢の登山口に到着。登山を開始する。 

一時間ほどで大沢小屋へ到着し、水を補給し少し休憩を取る。

ブナの美しい森を抜け、しばらく進むと遠くに針ノ木雪渓が見えてくる。雪渓上には、多くの登山者の往来があるのがわかる。

針ノ木雪渓では、山から吹き下ろす風が冷たく気持ちいい。

針ノ木雪渓には過去2度ほど訪れているが、雪渓が途中で着れており、谷を高巻くルートを登る事になったが、今年は雪が 多く降った様で、 針ノ木雪渓は上部まで続いている。

アイゼンなしで登ったが、ノドと呼ばれる、雪渓の幅が狭くなっている箇所では、 斜度がきつくなっており 注意が必要。

11時頃に針ノ木小屋へ到着。 その頃テント場は、 まだ1張であった。

テント場はそれほど広くないので 早く到着した方が良いだろう。正規のテント場以外にも、針ノ木岳方向へ少し登ったところに緊急のテント場がある。正規のテント場に、スペースがない場合は、小さなスペースに無理にテントを張るより、緊急のテント場を利用した方が良いかもしれない。

テントは通常のようにペグダウンして固定することもできるし、岩を利用して固定することもできる。

テントを設営して、針ノ木岳へと登山を開始。 針ノ木岳とスバリ岳の間に、 剣岳が確認できた。 5日後の目標地点だ。 ちょうどその頃、 立山方面では 雲が湧きだし雷鳴が轟いている。

針ノ木岳の頂上に着いた頃には、周りの山々ではガスが発生していたが、黒部湖の向こう側に立山連峰の山々を望むことが出来た。

針ノ木岳山頂を踏んで テント場に戻り、この日は活動を終了した。

雷雨の影響を直接受けることはなかったが、夜半に少し雨が降った。

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