ベイトの群れる千葉(南房総)の海でカヤックフィッシング

ベイトの群れる千葉(南房総)の海でカヤックフィッシング

概要

2019年6月。 ARFEQ(アルフェック)ボイジャー460T で出廷。見物海岸の沖合で、シーバス60cmUPを釣り上げた釣行の記録。

はじめに

前回のカヤックフィッシングでは、イナダや真鯛を釣り上げることが出来た。

今回も、青物や真鯛を狙ってみたいと思うが、もう少し魚へのアピールが強いジグを試したいと思う。

場所は前回と異なるが、南房総の海の40Mから80Mまで急に落ち込んでいる付近を探りたいと思う。

また、ジギングサビキをつけて、ジグを食わない魚も釣れるようにしたいと思う。

レポート

期間

2019/06/01(土) ~ 2019/06/02(日)

地図

カヤック

ARFEQ(アルフェック)ボイジャー460T

1日目

コンディション

  • 天気…曇り
  • 気温…22℃
  • 風…北東の風弱め
  • 海況…うねり無し、濁り無し
  • 水温…21.1℃

タックル

  1. ロッド( SHIMANO グラップラー S73ML)、リール(SHIMANO BIOMASTER SW4000XG)
  2. ロッド(tailwalk SEALS XC68 class120)、リール(SHIMANO OCEA JIGGER 1000HG)
  3. ルアー(Shaut! STAY 60g ピンク)
  4. Hayabusa ジギングサビキ Lサイズ
  5. ルアー(デュエル ヘビーシンキングミノー 26g ゴーストパールピンクイワシ)

記事

今日は、ジギングロッドにShaut!のジグとジギングサビキを結び、キャスティングロッドにシンキングミノーをつけて海へ漕ぎ出す。

ジギングサビキをジグに結ぶ
本日のジギングタックル

メインは、ジギングだが、浅場で魚の気配があったら、ミノーで探ってみたいと思う。

北東の風が少しある

漕ぎ出してからしばらくは、水深は浅く、魚の気配のない穏やかな海だ。ひたすらカヤックを漕いで目的の海域へと進むと途中でナブラが発生する。

慌ててミノーをキャストしようとするが、慌て過ぎてもたついている内に、ナブラが移動してしまう。既に魚は移動してしまっているのか、数投しても反応はない。ナブラは岸方面に移動しているが、後は追わず、予定通り沖へと移動する。

しばらくカヤックを漕いで、30Mラインに到達すると魚探にベイトの群れが移る。

すかさず、ジグを落とし早めのワンピッチージャークで探ると中層付近であたりがあるが、乗らない。

何度かジグを落とし探ってみるが、反応はない。ベイトの層は厚く、ジグサビキにカタクチイワシが掛かる。

更に沖でもベイトの反応がある

ここで、ベイトのいる比較的浅い海域を攻めるか、予定通り沖合の深場を攻めるか迷う。おそらく、ベイトを追ってあらゆる魚が浅場に集まってきているはずである。

しかし、ベイト付近を探ってもあたりが無いので、ベイトは魚に追われていないものと判断し、予定通り沖へと移動する。

海底の急激に落ち込んでいる付近をカヤックを漕ぎながら魚探で探るが、なかなか見つからない。50M付近で海底付近をジグで探るが、魚探には魚の反応はない。

やはり、ベイトのいる30M付近に戻るべきか?色々迷って集中できない。

そうこうしている間に、あっという間に時間は経ち、18時頃、納竿とする。

暮れ行く海

2日目

コンディション

  • 天気…晴れ
  • 気温…22℃
  • 風…南西の微風
  • 海況…うねり無し、濁り無し
  • 水温…21.1℃

タックル

  1. ロッド( SHIMANO グラップラー S73ML)、リール(SHIMANO BIOMASTER SW4000XG)
  2. ロッド(tailwalk SEALS XC68 class120)、リール(SHIMANO OCEA JIGGER 1000HG)
  3. ルアー(Shaut! STAY 60g ピンク)
  4. Hayabusa ジギングサビキ Lサイズ
  5. ルアー(デュエル ヘビーシンキングミノー 26g ゴーストパールピンクイワシ)

記事

6時過ぎに、昨日と同じタックルを用意し、海へと漕ぎ出す。

少し沖に出ると多くの海鳥が低く飛んでいる。おそらく海中にはベイトが群れているのだろう。

水深17Mラインに入ると、魚探にもベイトの群れが移る。キャスティングロッドを取り出し、ミノー( ヘビーシンキングミノー 26g ゴーストパールピンクイワシ )であたりを探る。

竿にミノーのウォブリングをブルブルっと感じながら中速で少し竿をあおりながら探っていると、何かが乗る。

かなり重い。ポンピングで寄せていると、勢いよく魚が走り出す。糸を巻いたり、出されたりを繰返し魚を寄せる。結構デカいかもしれない。

ドラグの設定もちょうどよく、いきなり魚が走り出しても安心だ。

そして、海中から銀色の魚体を確認する。上がってきたのは60cmオーバーのシーバスである。

シーバス 62cm
いいサイズ!

イカツイ顔にしばし見とれ、達成感を感じる。今まで20M以下の水深であれば、キャスティングのジギング一辺倒で、青物ばかり釣ってきたので、ミノーでシーバスを釣る事が出来たのは、うれしい。

辺りは、ベイトだらけになっていて、ベイトが浮いてくると鳥が騒がしく飛び回る。

次第に鳥山が岸へと移動していて行ので、追いかけてみることにする。ベイトの付近には、シーバスだけではなく、青物もいるかもしれない。

海鳥が集まっている

しかし、ミノーには反応がない。これだけ、ベイトがいる中でルアーをアピールするには、カラーや動かし方に工夫がいるのかもしれない。

魚影は移るが追われている様子はない

しばらくすると、魚探にベイトは映っているが、鳥は海面で休むようになり海は静かになった。時合が終わったのだろうか。

いったん岸に上がり、魚をクーラーボックスに収めてから、再度海へでる。

一気に沖へと漕ぎ出し、ジギングで40M以深を探る事にする。

魚影が映る辺りを探りながら沖へと漕ぎ出す。

時折当たりはあるが、ハリには掛からない。

海上では、時々漁船が通り引き波を起こしカヤックを大きく揺らす。また、漁船が通り引き波をぼんやり見ていると、その引き波に乗ってイルカがジャンプ!波に乗って岸の方へ泳いで行く。

イルカウオッチングまで出来るとは、南房総の海は何と多彩な生物の宝庫なのだろうか。

更にカヤックを進め、水深100M付近まで漕ぎ出し、底付近を探ってみるが、反応はない。

12時にタイムアップとなり、納竿とする。

おわりに

今回は、やりたい釣りと現場の状況があっておらず、迷いながらの釣りとなってしまった。

海の状況は良くもっと成果が欲しいが、シーバスをゲット出来たので良しとしよう。

これからの時期は、ベイトを追って浅場にも大物が上がって来るので、キャスティングのジギングや、プラッキングが楽しみだ。

← 前のカヤックフィッシングの記事『ゴールデンウィーク!千葉(南房総)の海でカヤックフィッシング』

→ 次のカヤックフィッシングの記事『千葉(南房総)の海でカヤックフィッシング(フグ地獄)』